こんにちは!
レサパンです!
- メルカリで野菜って売ることは可能なの?
- メルカリで野菜を売るメリットやデメリットはある?
- 野菜をメルカリで上手に売る方法があれば知りたい!
家庭菜園で野菜作りをするのは楽しいですが、自分で食べきれない程野菜がたくさんできることもあります。
そんな時はメルカリで売ってみてはいかがでしょうか?
メルカリで野菜を販売することは可能です。
ただし野菜を売るにあたって、守るべきルールがあります。
ルールに反した売り方をすると法律に触れる場合があるので、この記事では野菜を売るルールについて確認していきましょう。
その上で、メルカリで野菜を売ることのメリット・デメリットと、メルカリで上手に野菜売る方法についても解説していきます。
メルカリで野菜を売る時のルール
メルカリで野菜を売るのは可能ですが、ルールが存在します。
ルールを守らない場合、食品の販売に関連する法律に抵触してしまうことがあるので、必ずおさえておきましょう。
ルールは以下の2点です。
- 原産地名を必ず記載する
- 保健所の許可なき加工食品は販売しない
・原産地名を必ず記載する
野菜を売るにあたって、産地の記載は食品表示法で義務付けられています。
どこで採れたものかは、消費者に知らせるべき情報だからです。
メルカリでは画像のように原産地域の入力フォームが出品画面に用意されていますので、正しい地域を選択しましょう。
・保健所の許可なき加工食品は販売しない
保健所の販売許可を得ていない加工食品は販売できません。
異物混入や食中毒を防止の観点から定められています。
野菜に何らかの手を加えた場合は加工食品とみなされます。
例えばサラダ用に野菜をカットして袋に入れて販売するなどです。
野菜は採れたままの状態で販売しましょう。
もし採れた野菜を加工して売りたい場合は、東京都福祉保健局のサイトを参考にしてみてください。
メルカリで野菜を売る3つのメリット
野菜を売るルールが理解できたところで、メルカリで野菜を売るメリットをみていきましょう。
メルカリで野菜を売るメリットは以下の3つです。
- 利用者が多く、売りやすい
- 自分で消費しきれない野菜をお金に変えられる
- ファンやリピーターが付きやすい
1.利用者が多く売りやすい
メルカリ国内最大級のフリマサイトのため、利用者が多く売りやすいです。
(メルカリ公式サイトによると、2020年7月現在、月間利用者数は1,755万人)
野菜は時間の経過とともに鮮度が落ちていく性質があるため、早く売る必要があります。
よって利用者の多いメルカリで野菜を売ることは、販売に結びつく可能性が高いのがメリットといえます。
2.自分で消費しきれない野菜をお金に変えられる
自分で消費できない野菜をお金に変えることができるのが、2つ目のメリットです。
農作物は生産量をコントロールできないので、自分で消化できないほど作りすぎることもあります。
引き取り先が見つからない場合、最悪捨てるしかありません。
廃棄される運命だった野菜を、喜んで食べてくれる人が見つかる。
メルカリで野菜を売る大きなメリットと言えます。
3.ファンやリピーターが付きやすい
ファンやリピーターがつきやすいのも、野菜を売るメリットと言えます。
同じきゅうりを売るにしても、販売者によって品質に差は出るため差別化しやすく、購入者も「気に入った野菜を作る出品者から、また買いたい」と思うためです。
その人からしか買えないという希少性が家庭菜園で作られる野菜にはあります。
よってメルカリで野菜を売ることは、ファンやリピーターがつきやすいと言えます。
メルカリで野菜を売るデメリット
メルカリで野菜を売るデメリットについても解説していきます。
デメリットは以下の3点です。
- 出品〜発送まで手間がかかる
- 送料が高くつく場合がある
- 発送後の鮮度クレームが多い
1.出品〜発送まで手間がかかる
メルカリで野菜を売ることは手間がかかります。
野菜が売れるまでにいくつもの作業手順を踏まなければならないからです。
メルカリで販売する際に、発生する作業についてまとめてみます。
- 出品時・・・価格設定、画像撮影、商品説明文作成
- 出品後・・・野菜についての問い合わせ対応
- 発送時・・・野菜の梱包
「メルカリ疲れ」という言葉があるほどにメルカリで、ものを売るのは労力がかかります。
野菜に関して言えば、購入者の元に届く際の品質を左右する梱包には、細心の注意を払う必要があります。
外的な衝撃による品質の劣化を防ぐため、緩衝材や新聞紙を段ボールに入れた上で、鮮度を保つために野菜をひとつひとつラッピングするなど、労力がかかるでしょう。
メルカリでの野菜の出品は手間がかかることが、デメリットの一つです。
2.送料が高くつく場合がある
メルカリで野菜を売る場合、送料が高くつくことがあります。
送料が高くなるケースは、おもに以下の2点です。
- サイズが大きめな野菜
- クール便で送る場合
・サイズが大きめな野菜
サイズの大きめの野菜だと送料が高くなる場合があります。
サイズの大きいキャベツやレタス等の野菜を売る場合、送料が高くついてしまう可能性があります
・クール便で送る場合
クール便を利用すると特別送料は高い印象です。(2000円〜3000円が相場)
発送地域によって送料が変わるのでこちらを参照ください。
野菜の種類によっては、クール便対応しないと品質が保てない場合があるのです。
ちなみに、メルカリでものを売る場合、送料を出品価格に含むか、購入者負担にするかを選べます。
各送料形態のメリットとデメリットを表にまとめました。
送料の形態 | メリット | デメリット |
---|---|---|
購入者負担 | 出品者にとって送料負担がないので利益を確保できる。 | 購入者は割高感を感じる。送料が高い場合は売りにくい。 |
出品価格に含む | 購入者自体が送料を負担する感覚が少なく、購入者負担にするより売れやすい。 | 送料が高いからと、出品価格を高くすると売れない。出品価格を安くすると利益が少なくなる。 |
実際メルカリユーザーの多くは、送料を出品価格に含めて販売しています。
送料が高い場合、出品価格を高くすると売れづらく、出品価格を下げれば利益が少なくなるので価格設定はかなり悩むところです。
送料が高くなる場合、メルカリでは売りづらくなるので、販売する野菜の種類によっては大きなデメリットを抱えることになります。
・発送後の鮮度クレームが多い
野菜は発送した後、鮮度のクレームを受けること結構あります。
気をつけて発送したとしても、発送中に品質が低下してしまう場合もあるようです。
また、実際に野菜を切ってみなければ、確かめられないような傷みもあります。
野菜は品質の管理が難しい商品です。
クレーム対応は精神的に負担が大きいため、発送後に鮮度クレームを受けやすいことはメルカリで野菜を売る、大きなデメリットと言えます。
メルカリで野菜の上手に販売する方法
ここからはメルカリで野菜を上手に販売する方法を解説していきます。
野菜を上手に販売するポイントは以下の3点です。
①クール便不要の野菜を選ぶ
②サイズの小さい野菜をメインに売る
③メッセージカードを同封する
①クール便不要の野菜を選ぶ
クール便による発送が不要な野菜を商品として選ぶと良いです。
クール便対応が必要な場合は送料が高くなるからです。
常温便で発送したほうが良い野菜【夏野菜・イモ類・根菜類】を中心に商品を選ぶほうが配送料を抑えられておすすめです。
②サイズの小さい野菜をメインに売る
サイズの小さめの野菜がメルカリで販売する場合には向いています。
大きいサイズの野菜は送料が高くなるので、メルカリでは売りづらいためです。
メルカリでは出品価格に送料を含める売り方が主流です。
サイズが大きいと送料が高くつき、送料分を出品価格に上乗せすると割高感が際立ってしまいます。
サイズの大きい野菜 キャベツ、レタス、カボチャなど
サイズの小さい野菜 ナス、トマト、きゅうりなど
なるべくサイズの小さめな野菜を売っていくと売りやすくなります。
③メッセージカードを同封する
野菜を買っていただいた場合、是非手書きのメッセージカードを入れてみましょう。
購入してくれたことへの感謝を伝えられます。
メッセージカードを入れることで次のようなメリットが得られますよ。
- ファンを獲得できる
- リピート購入につながる
- 無用なクレームを防ぎやすくする
メッセージカードを入れておくと、購入者の心をぐっと掴めるようになるので、ファンが付きやすく、クレームの予防にもなります。
野菜の詰め合わせ販売で「一般的にあまり食べ方が知られていない」野菜を販売する場合、「おすすめレシピ」を添えておくと、さらに印象アップです。
まとめ
今回はメルカリで自家製の野菜を販売するための注意点について解説しました。
産地を正しく表記すれば、メルカリで野菜を売ることは可能です。
野菜を上手に売るポイントも解説していますので、参考にしてみてくださいね。
あなたが愛情をこめて作った野菜を、喜んで食べてくれる人が見つかることを願っています。
以上、レサパンでした!